オーラルビューティ -- 美人になる

オーラルビューティ

愛され顔になるためには、まずは口元から美しく

ところで、「オーラルビューティ」のポイントを説明する前に、
まずは、みんなが気になる口臭から。
そうです。息スッキリの、あのブレスケアからです。
まずは、口臭のカテゴライズから見てみよー。
一口に口臭って言うけど、実は、色々あるんだねー、てことが分かるよ。

ポイント1:
毎日、意識をしてきちんとケアを行うこと

ポイント2:
オーラルケアがいつの間にか生活習慣の一部になるまで、続けること

みんなが気になる口臭の三大要素

▼みんなが気になる口臭の三大要素
生理的口臭 健康状態や年齢性別に関わりなく起こる口の臭い。つまり、あなたも私も、人間であればみんなが持っているお口の匂いってことだね。

具体的には、飲み過ぎて吐く息がくさーい、とか、お酒の匂いがプンプンする! どこで飲んできたのよ! あ・な・た! なんてときのことです。もちろん、アルコールだけじゃなくて、餃子に入っている「にんにく」や「にら」など、匂いのきつい食べ物を摂取した際、どうしても感じる臭いは、この生理的口臭に該当します。

なお、経験値で分かる通り、このような食品による口臭は、あくまでも一時的なものであり、時間の経過とともに、徐々に解消されていきます。

つまり、誰もに起こり得るこの臭いは、エチケットさえ気をつけておけば、O.K.てことです。

ちなみに、私が以前勤務していた会社では、お昼休みに餃子などにおいのきついもの食べるの禁止って、張り紙してましたー(笑)。
病的口臭 病気によるものであるゆえ慢性的な可能性も高く、本人の自覚症状がない場合も多い。

具体的には、むし歯や歯周病などお口の病気のほか、鼻の病気や胃潰瘍なども原因となります。

例)虫歯・歯周病・慢性鼻炎、蓄膿症慢性気管支炎胃潰瘍肝炎糖尿病消化器の病気 など
心因性口臭 実際には口臭がないのにもかかわらず、自分だけが口臭があると思い悩んでしまう症状のこと。

その緊張感から唾液の分泌が低下し、口腔乾燥症とも言われるドライマウスを引き起こす可脳性もあります。

ちなみに、唾液の分泌量が低下すると、自浄作用、殺菌作用、免疫力が低下し、結果として細菌の増殖、繁殖が始まる可能性が高まるため、注意が必要です。

「オーラルビューティ」の5つのポイント

1.歯

2.歯茎

3.舌

4.口

5.唇

6.鼻

「オーラルビューティ」の5つのポイント 詳細

1.歯 虫歯
  • セルフケア
・歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシなどを使って、毎日、すみず みまでていねいにみがきましょう。また、その際には、鏡で必ず、口内環境をチェックするよう、気を付けましょう。
  • プロフェッショナルケア
・定期的に歯科健診を受けましょう。
・虫歯になったら、早めに治療を受けましょう。
親知らず  
デンタルインプラント  
ホワイトニング  
2.歯茎 歯周病 セルフケア ・歯周病を予防し丈夫な歯を保つために、「たんぱく質」「ビタミンC」「鉄」「亜鉛」の摂取を心掛け、しっかりした歯肉をつくりましょう。
・歯肉マッサージ(口内マッサージや、歯茎マッサージとも呼ばれます)をしましょう。
プロフェッショナルケア ・PMTC(専門的歯面清掃)や歯石除去をしましょう。
・歯周病になったら、早めに治療を受けましょう。
3.舌 舌苔(ぜったい) セルフケア ・舌ブラシなどを使って舌苔を除去しましょう。
4.口 全般 セルフケア ・緑茶で口臭予防をしましょう。緑茶に含まれるカテキンは、口臭の原因である微生物の繁殖を防いで、臭いの元を断ってくれます。
・レモンや梅干を意識的に摂取することで、唾液分泌を促し、自浄作用の効果を高めましょう。
5.唇      
6.鼻 鼻呼吸 セルフケア ・「健康と美容をむしばむ口呼吸」から、「人間本来の呼吸方法である鼻呼吸」へ切り替えましょう。

歯肉マッサージ(口内マッサージや、歯茎マッサージとも呼ばれます) 詳細

1.目的 何のためにやるの? 歯茎で滞りがちな血流の改善をする(歯肉のうっ血を取り除く)目的で行ないます。
まずは、自分の歯茎を、30秒程、鏡でじっくりご覧ください。
赤みを帯びていたり、ブヨブヨと しまりのない状態ではないでしょうか?
もしそうなら、早速このマッサージで血行を解し、本来の健康な歯茎の状態である、「淡いピンク色」と「ハリ」を取り戻しましょう。
「オーラルビューティ」への第一歩は、「きゅっと引き締まったピンク色の歯肉」です。
2.やり方 概要 ・「素手で行なう方法」と「歯ブラシを利用するやり方」と二通りあります。歯肉をマッサージする、という目的は同じなので、お好みの方法をお選びください。
注意点 ・爪をきちんと切った上でマッサージを行なってください。
・手をキレイに洗ってから行なってください。(特に爪の部分!)
・歯磨きをした後に行なってください。
・軽く撫でるように、やさしくマッサージを行なってください。
・歯肉は傷つきやすい粘膜です。力を入れすぎて炎症を起こさないように気をつけましょう。
詳細 1.「人差し指の腹」または「歯ブラシ」で、歯肉の根元をゆっくり撫でます(根本から歯へ)。
2.素手で行なう場合は、「親指の腹」と「人差し指の腹」で、今度は歯肉の根本をつまみ、ゆっくり撫でます(根本から歯へ)。

鼻呼吸 詳細

1.目的 何のためにやるの?   人間が呼吸をする方法には、「鼻呼吸」と「口呼吸」の大きく二通りがあります。
鼻には吸った空気を浄化する機能が備わっていることから、「鼻呼吸」こそが、人間本来の呼吸方法なのですが、実際には、口からも呼吸できてしまうため、知らず知らずの内に「口呼吸」してしまっている人も散見されます。
口呼吸の問題点は、常に口を開け続けている状態となるため、空気と一緒に細菌やウイルスも吸い込んでしまうことにあります。 さらに口内が乾燥し、歯肉が傷つきやすくなるため、歯周病にかかりやすくなります。 また、絶えず口をあけていることで、口の周囲が緩んでたるんだ表情になってしまいます。

  また、特に成長期の子供だと、口呼吸を続けていると、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。
例えば、常に口が開きっぱなしの状態となるため、 開いている分だけ、下あごが下がり、その結果として舌の位置も下がります。そして、口の中では、奥歯が延び、頬圧が増し、低い位置にある舌も上あごの成長を促さないので、上あごのアーチの幅が狭くなります。そのため歯のかみ合わせが悪くなったり、出っ歯気味になったりします。 これに指しゃぶりや、歯を押すなどの舌の癖が加わわると、 開咬や出っ歯を助長し、 ますます口が閉じにくくなり、常に口を開けた状態になっていきます。

  では、どうすればよいのでしょうか?
答えは簡単です。意識して、鼻呼吸を行なえばよいのです。
下記で紹介しているコツさえ意識すれば、自然に鼻呼吸ができるようになります。
より正確には、人間のカラダはそうなるように出来ている、と言った方がよいのかもしれません。
2.やり方 ポイント 鼻呼吸を行なうポイントは、たったひとつ。
「舌を口の上にあてること」、
コレだけです。
実際に試してみると、よく分かるかと思いますが、
このコツを知っているだけで、誰でもいつでも簡単に、鼻呼吸が出来るようになります。